中國科學院の持続可能な発展戦略研究グループはこのほど、現(xiàn)代化を実現(xiàn)するには、向こうの50年間、毎年平均1000萬人以上の農(nóng)村人口の都市人口への転化が必要だと指摘した。
専門家の指摘によると、21世紀における現(xiàn)代化の進展は、主に工業(yè)の現(xiàn)代化、つまり工業(yè)生産額がGDPに占める比率の向上と農(nóng)村人口の都市人口への転化という二つの面に現(xiàn)われることになる。そのうち、農(nóng)村人口の都市人口への転化は現(xiàn)代化実現(xiàn)のカギであるとともに、乗り越えがたい難関でもある。
現(xiàn)代化を実現(xiàn)するには、2050年までに、現(xiàn)在の農(nóng)村人口と都市人口の7:3の比率を3:7に逆転しなければならない。つまり、毎年平均1000萬以上の農(nóng)村人口が都市人口に転化する必要がある。
この転化を実現(xiàn)するためのコストは大きいと、全國政治協(xié)商會議の牛文元委員は予測している。一人あたりの農(nóng)民のこうした転化には、2.5萬元のコストがかかり、この理想の比率に達するには、15萬億元ないし16萬億元がかかり、2000年のGDPの2倍に相當すると見込まれている。
「いくらかのコストがかかるとしても、農(nóng)村人口の都市への転化を実行に移さなければならない。これは、いくらかゆとりのある社會を建設するための欠くことのできない一環(huán)である」と、牛文元委員は語っている。
「チャイナネット」2003年3月5日
